浮気相手への仕返しは慰謝料の請求しかない?

浮気をされたとき、配偶者や浮気相手に対して仕返しをしたいと考える人も少なくないと思います。
幸せな家庭を壊された訳ですから、このような感情を持つことも自然の感情でしょう。
ちなみに、男性の場合には配偶者に恨みを抱く方が多いのに対して、女性の場合には浮気相手に対して恨みを抱く傾向が有るそうです。

それでは、浮気に対する仕返しはどのような方法があるのでしょうか?
仕返しの方法によっては、賠償請求をされてしまう場合が有るだけでなく、罪に問われる可能性もあるので注意が必要です。

浮気をばらすと罪に問われる可能性がある

浮気をされた場合に、浮気相手に恨みの感情を抱くことは多いと思います。
浮気により、こちらの家庭が崩壊してしまったにもかかわらず、浮気相手の家庭は上手く行っている場合には、やりきれない気持ちになる方もいるでしょう。
このような場合には、浮気をばらして相手の家庭を壊してやりたいと思う方も多いと思いますが、「名誉棄損罪」や「侮辱罪」に当たる可能性があるので注意が必要です。

名誉毀損罪とは、「人の名誉を毀損した場合の罪」のことで、3年以下の懲役もしくは禁固、または50万円以下の罰金という刑事罰が科せられます。
浮気はあくまでも民事の問題であり、刑罰が与えられることはありませんが、名誉棄損罪は刑事事件になりますので罰則があります。
また、名誉毀損された人から、慰謝料を請求される可能性もありますので注意が必要です。

名誉毀損になるのは、他人の社会的な評価や地位を下げるようなことを、不特定多数の人に分かるような方法で指摘する行為となります。
つまり、「浮気が事実であり事実を広めた場合」であっても名誉棄損罪に問われることになりますので、注意が必要です。

侮辱罪とは、「人を侮辱した場合の罪」のことで、拘留または科料という罪になります。
名誉毀損罪と異なり、事実を指摘していない場合が侮辱罪になると解釈することができます。

例えば、「不倫された」「人の夫とやった」などと言うことは、事実を指摘していることなので、これらの行為は「名誉毀損罪」になると考えられます。
それに対し、「淫乱」「浮気女」「人でなし」などと罵倒する行為は、事実を指摘しているわけではないため、侮辱罪に当たる可能性があります。
つまり、事実ではないことでも、不特定多数の人の前で罵倒したりすることは侮辱罪に問われる可能性があるのです。

浮気相手に仕返しがしたい気持ちは理解できますが、浮気をばらす行為は罪に当たる可能性がありますので注意が必要です。
仕返しをしたつもりが、その行為が犯罪に当たると訴えられてしまっては、仕返しが成立しないばかりでなく、あなたが不利な状況に追いやられてしまいます。
当然、気持ち的にも仕返しが成立せず、今よりもつらい気持ちになってしまうこともあるでしょう。

浮気相手への仕返しは慰謝料請求がベスト

浮気の被害者は、配偶者と不倫相手の両方に、慰謝料を請求することができます。
肉体関係が明らかである浮気の場合には、不貞行為という法律上の違法行為に該当するため、慰謝料を請求することが可能です。

浮気で慰謝料を請求するには一定の条件が必要になります、詳細は、こちらのサイトに詳しく掲載されていますのでご確認ください。

慰謝料の請求と聞いて、お金が欲しい訳ではないと言う方もいますが、慰謝料を請求することで、相手に次のような制裁を与えることができる場合が有ります。
・金銭的な制裁を与えることができる。
・お金を支払うことは負けと考える人もおり精神的な苦痛を与えることができる。
・相当額のお金が動けば家族にバレる可能性が高い。
・内容証明や弁護士からの郵送物などで家族にバレる可能性がある。
・裁判は金銭的にも精神的にも大変であり制裁になることもある。
・相手の家族が浮気の事実を知れば制裁になる場合が有る。

つまり、慰謝料の請求を行うことは、金銭的な制裁を与えるだけでなく、相手にとって様々なデメリットがあることになります。

 

慰謝料の請求方法には注意が必要

慰謝料を請求する方法には注意が必要です。
浮気相手に対して慰謝料を支払わないのであれば、浮気を配偶者にばらすなどの言葉は、脅迫罪や恐喝罪に問われる可能性がありますので避けるべきでしょう。

気持ち的には、直接会って文句を言いたい気持ちも理解できますが、言った言わないのトラブルになることも少なくありません。交渉を行うときには、弁護士などに同席してもらうか、会話を録音するなど証拠を残すようにしましょう。
また、自宅などの密室で話し合いを行うことは避け、喫茶店やホテルのロビーなど、第三者がいる場所で行うと良いでしょう。

慰謝料の請求は、直接話し合うのではなく内容証明郵便を利用する方法が一般的です。
内容証明郵便とは、文章内容を郵便局が証明してくれますので、トラブルになるリスクを大きく減らすことができます。

慰謝料を請求する場合には、あなた個人で行うことももちろんできますが、弁護士などに依頼することも出来ます。あなた個人が行っても、相手が応じない場合であっても、弁護士が入ることで交渉に応じることも少なくありません。

浮気で慰謝料を請求するには一定の条件が必要になります、詳細は、こちらのサイトに詳しく掲載されていますのでご確認ください。

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